衆院選5日目(10月19日)
本日(10月12日)は午前中から雨が降り始めたので、雨の日対応の活動にしました。つまり、街頭宣伝車で街中を回ることを中心にしました。雨にも拘わらず、マンションの前での演説ではわざわざベランダに出てきて聞いて下さった方がたくさんいて、とてもありがたかったです。手を振っての応援で力をいただきました。

(雨が降り出す前の街頭演説:伊丹市内にて)
さて、街頭活動をしていていただいた主なご意見として、自民党の裏金問題は許せない!物価高をなんとかして欲しい!子育てや教育など未来のために予算を配分して欲しい!というものをいただきました。
あと、答えられなかった質問として、最高裁判所判事の信任・不信任はどうしたらよいのか?です。衆院選と同時に最高裁判所判事の国民審査があります。自分の選挙でいっぱいいっぱいで、最高裁判事のことまで考えが至っていませんでした。
ということで、今晩、以下の通り考えました。ご参考まで。
基本的な考え方として、最高裁判所は人権の砦です。人権を尊重するような判決を下しているかどうか、また人権を尊重するような経歴なのかどうか、という点です。
とはいえ最近着任した判事は、裁判例が少なく判断できません。今回、信任されると次の国民審査は10年後ですので、その頃には定年退職で退任していますから、実質的には判断できないままになってしまいます。という点では、そもそもの制度として問題があるかもしれません。とはいえ、憲法79条にあるので、修正は簡単ではありません。
人権のうちジェンダー平等について。最高裁判事15名の経歴として、裁判官が6名、弁護士が4名、検察官が2名、行政官(いわゆる官僚)が2名、学者が1名です。うち女性は弁護士が2名、行政官が1名でこの2つのカテゴリーでは男女半々ですが、それ以外のカテゴリーは男性ばかりです。ですので、裁判官出身の6名については考え直せ!ということで基本的に「×」をつけたいところです。
ということで、今回の国民審査対象の6名の判事について、桜井シュウの結論。
宮川美津子判事には「空欄」(〇を書いたら無効になりますので、ご注意下さい。)、それ以外の5名は「×」です。