アメリカ大統領選挙はトランプ候補が当選確実

 アメリカ現地時間で昨日(11月5日)に大統領選挙他、各種選挙が執行されました。大統領選挙では、トランプ候補の当選が確実な情勢となりました。また、上院(Senate)では共和党が過半数を上回る勢いです。下院(House)は開票中です。

 選挙前の情勢調査では、激戦の7州では拮抗しているとのことでした。拮抗しているから激戦州と言われるわけですが、開票してみれば、前回ほどの接戦ではなく、それなりに差がつきました。8年前の大統領選挙においては世論調査では実際の得票よりもトランプ候補に低めに出る傾向がありました。いわゆる隠れトランプという現象ですが、今回も隠れトランプ現象があったようです。

 10月27日に投開票の第50回衆議院議員選挙でも兵庫6区では大接戦と言われましたが、結果は約1万票の差がつきました。世論調査では桜井シュウと答えなかったが、実際には桜井シュウに投票した有権者がそれなりにいた、もしかして隠れシュウがいたのかもしれないことになります。こうした世論調査のブレについては、今後も研究すべき課題でしょう。

 1期目のトランプ大統領のときには、世界中が振り回されるところがありました。2期目はもっと大きく振り回されることになるのではないか、と身構える向きがあります。実際、政治は大統領一人でできるものではなく、閣僚などチームでやるものです。閣僚のメンバーを見て、第二次トランプ政権の方向性を見通したいと考えます。

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