兵庫県知事選の応援(最終日)
明日(11月17日)は兵庫県知事選挙の投票日です。本日(11月16日)は知事選挙の選挙運動期間の最終日でしたので、稲村和美候補の応援に行きました。桜井シュウは、午後の神戸市中央区の4カ所での街頭演説に参加しました。
神戸ハーバーランドの神戸新聞松方ホール前、元町商店街、大丸神戸店(元町)前、神戸三宮センター街東口と4カ所での街頭演説に参加しました。演説内容は、対話を通じて信頼と理解と納得を得た上で改革を進めるという内容で、尼崎市長として3期12年の改革の手順と成果を説明し、兵庫県でも進めたいとのことでした。
ファイナルに向かって、聞きに来る人がドンドン増えてきて、大丸神戸店前では四方の歩道上で多くの方が聞いて下さいました。
三宮センター街東口は、街頭演説としては大人気の場所です。特に兵庫県全域での選挙となる知事選挙と参議院議員選挙では候補者が入れ替わり立ち替わり演説します。ということもあり、桜井シュウは早めに移動したのですが、他の候補者が既に演説していました。また、稲村和美候補の後には、別の候補が予定していたようで、後の候補の応援団も稲村和美候補の演説を聞くことになりました。
他の候補の応援団から、稲村和美候補の演説に対して、ヤジがとぶなどヒートアップしかねない雰囲気がありました。が、さすがは「対話と信頼」を掲げる稲村和美候補は、ヤジに対してもキチンと答えていました。「対話」と言うのは簡単ですが、挑発的な問いに対しても丁寧に答えるというのは簡単ではありません。それを大観衆の前で、サラリとやってのけるのはスゴイと思いました。
当初は威勢よくヤジっていた人もそうした稲村和美候補の姿勢に絆されたのか、ジックリと耳を傾けるようになりました。そして、最後には涙を浮かべて感動しているように見受けられました。インターネット上では、稲村和美候補は「極左」とか「既得権の権化」とか言われているけれども、実際に見て話を聞いてみるとなかなか素敵じゃないか、と思っていただけたのならよかったです。
今回の兵庫県知事選挙では、これまで経験したことのないものでした。インターネット空間では罵詈雑言やデマが飛び交っていました。デマも大量に流されるとあたかも事実と錯覚する人が出てくるようです。
上述の通り、稲村和美候補は、「極左」や「既得権の権化」という根拠不明のレッテルや、「外国人参政権を推進する」など候補者が言ったこともないことが勝手に公約であるかのように語られました。
桜井シュウについても、言ってもないことを言ったことにさせられて、「桜井シュウはこんなことを言った、ケシカラン、謝罪せよ!」と事務所に電話がかかってきました。また、桜井シュウは「公職選挙法違反だ」というのもありました。他人に法律違反だというのであれば、条文を適示して事実認定ぐらいするべきだと思いますが、それもなく失礼極まりない言葉が飛び交っていました。
桜井シュウは、国会審議においても繰り返し申し上げていますが、表現の自由(憲法21条)とは他人を誹謗中傷する自由ではありません。憲法11条~13条において人権の尊重と個人の尊重が明記されています。表現の自由はお互いの人格を尊重した上でのことです。インターネット空間では誹謗中傷が野放しになりがちで被害者が泣き寝入りせざるをえない状況が後を絶ちません。これまで法改正を推進してきましたが、選挙をめぐってこのような誹謗中傷が過激化するようであれば、更なる法改正を検討せざるをえません。
さて、夕方には、県議会議員補欠選挙尼崎市選挙区で立候補している弘川欣絵(ひろかわ よしえ)候補の応援に行きました。最後の演説会ということで阪急園田駅前で兵庫県議会議員や尼崎市議会議員、その他近隣自治体議員とともにリレーで応援演説しました。弘川欣絵候補のシメの演説は力強く素晴らしかったです。
明日の開票では、兵庫県知事選挙と兵庫県議会議員補欠選挙の両方で当選を祈念しています。