阪神淡路大震災から30年

本日(1月17日)で阪神・淡路大震災からちょうど30年になりました。

 本日は、兵庫県公館において、天皇皇后両陛下をお迎えして1・17のつどいが開催されました。桜井シュウも出席して、犠牲になられた方々に対して哀悼の誠を捧げました。

 このブログで何度も(毎年のように)紹介しておりますが、桜井シュウは学生で、伊丹の自宅から京都の大学まで通学していました。三連休明けの火曜日の早朝でした。とても大きな揺れでたたき起こされたことを覚えております。通学につかっていた阪急電車はしばらく運休していたので、大学はしばらくお休みしました。

 この日、棚がひっくり返ってあらゆるものが散らかりましたので、家で片付けをしました。夕方になって、西宮に住む母親の友人の自宅が壊れて住めないので、一旦、うちに来てもらうことになりました。阪急西宮北口駅近くまで桜井シュウの運転の車で迎えに行きました。西宮北口駅周辺は、小学校と中学校のときに通い、大学生のときには講師のアルバイトをした学習塾があり、なじみの街でした。その街が崩れ去り、倒壊した家屋で道路は通行できない状況でした。

 記憶は時間の経過とともに薄くなっていくものでしょう。しかし、そのときの惨状は30年を経ても、生々しい記憶として残っています。この記憶をつないでいきたいと思います。

目次