大阪万博の会場を視察しました!

 本日(9月6日)、立憲民主党内閣部門が行った大阪市此花区夢洲の大阪万博会場視察に参加しました。国会議員だけでなく、大阪府連と兵庫県連に所属する地方議員も参加しました。

 まず、大阪市住之江区の大阪府咲洲庁舎(旧:大阪ワールド・トレード・センター)の46階の国際博覧会協会の会議室で大阪万博の会場建設等に関する説明を受けました。

 咲洲は海を挟んで夢洲の向かい側です。46階から見ると大阪万博の会場全体が丸見えです。

 次に、バスで夢洲の大阪万博会場に移動して現場を視察しました。

 各国パビリオンと民間パビリオンは建設中であり日本政府の所掌外なので、撮影しないようにとの注意がありました。実際に見学したのは大屋根リングです。まず、大屋根リングを下から見上げ、次いで内周の上に登って大阪万博会場を一望しました。

 大屋根リングを下から見上げた感想としては、大きな建物を作ったなぁとは思いましたが、見通せる範囲が限られているので圧倒されるというものではありませんでした。清水寺と同じ工法との触れ込みでしたが、ボルトなど金属部材が使われているのはチラチラと見えますので、神社仏閣での印象とは異なりました。

 なにより、材木がふんだんに使われていますが、これだけの量の木材がたった6ヶ月間で使用済になってしまうことにもったいないと感じました。リサイクルを計画しているとのことですが、合板で穴があいていて潮風に1年以上さらされたもので使い物になるのでしょうか。実際にリサイクルの予定があるのは一部分で大部分は行き場が決まっていないと聞いています。

 登った地点の大屋根リングの高さは20mぐらいでした。外周はもう少し高くなっていました。内周から建設中のパビリオンを望みました。咲洲庁舎からは大阪万博会場の全体が見えたのに対して、大屋根リングからの見晴らしはよいものの会場全体が見えるわけではありませんでした。

 大屋根リングの上ということは文字通り屋根です。ということは、日陰はありません。9月になってもカンカン照りでかなり暑かったです。大屋根リングの上、一周2kmを歩くという気分にはなりませんでした。

 ともかく、現場を見て、大阪万博の意義が何なのかを改めて考えました。

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